最近ＴＶや新聞で「任意売却」という言葉を見かけることが増えてきていると思います。難しそうなイメージですが、そもそも任意売却とは何でしょうか？ここでは、任意売却という言葉をご説明いたします。

任意売却とは、不動産競売の入札前に、住宅ローンなどの融資を受けているあなた（債務者）と、金融機関（＝銀行）（債権者・抵当権者）との合意の上、競売対象の不動産を一般市場において（競売入札ではなく）売却することをいいます。

より簡単にご説明しますと、任意売却とは、競売（強制売却）になる前段階で一般市場において不動産を売却することを指します。住宅ローンや不動産担保ローン、事業資金などのお金を銀行・金融機関から借入れたあなた（債務者）が「給料が減って住宅ローンの支払いができなくなった」「リストラになった」「事業が上手くいかずローンの支払いができなくなった」などの理由で支払いが困難になった場合に、競売といわれる競争入札によらず、一般市場において、一般のお客様と同じように、一般個人のお客様（一部法人様）へ売却することを意味します。